サンザシの花ことばは?

サンザシは、漢字で山査子などとも書く植物の名前でバラ科に属します。冬季には葉を落とし切る落葉植物で、高さはおおよそ1.5メートルの低木です。サンザシの原産は中国ですが、日本での多くは庭木として愛用されています。

 

 

枝には短毛とトゲを持っており、春にはウメに似た白い花を咲かせます。秋にはサンザシ特有の黄色の果実を実らせるのが、とても大きい楽しみなのです。花言葉は「希望」や「ただ一つの恋」そして「成功を待つ」、また枝には「厳格」という言葉が込められているのです。

 

俳句などでの"季語"は春とされています。「紅サンザシ」などという愛称の料亭や食べ物にまで全国的によくみられます。さらにサンザシの果実は、薬用として中国から朝鮮を経由して来たものです。

 

私たちの日常の生活にとても効果的に役に立っています。サンザシを自分のお家の庭などに植えている人も多くいます。鉢植えでもよく、夏の直射日光にも強いとともに、冬の寒さにも耐えられるので直接植えるときにも特に場所を気にせずにすみます。

 

果実対策の害虫の予防には、市販の石灰硫黄の合成材などを使用します。肥料としては2〜5月ごろに、油かすや化学合成財を根元に撒いておけば十分です。

 

サンザシの家庭での育て方としては、主として挿し木やとり木あるいは実生によるものが大半です。剪定も好みに応じて、サンザシの姿を想像しつつ行なえば、十分に育ってくれます。